延岡市議会 2018-12-14
平成30年第20回定例会(第5号12月14日)
)
日程第九 決議第 三号 「二〇二六年 二巡
目宮崎国体」に向けた
スポーツ施
設の
分散配置に関する決議(案)
日程第十 陳情の処理
◎午前十時零分 開議
○議長(
佐藤裕臣君) これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりであります。
◎日程第一 1議案第五五号 平成三十年度延岡市
一般会計補正予算
2議案第五六号 平成三十年度延岡市
国民健康保険特別会計補正予算
3議案第五七号 平成三十年度延岡市
介護保険特別会計補正予算
4議案第五八号 平成三十年度延岡市
後期高齢者医療特別会計補正予算
5議案第五九号 平成三十年度延岡市
水道事業会計補正予算
6議案第六〇号 平成三十年度延岡市
下水道事業会計補正予算
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第一 議案第五五号平成三十年度延岡市
一般会計補正予算外五件を
一括議題といたします。
予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
予算審査特別委員会委員長(
本部仁俊君)登壇〕
○
予算審査特別委員会委員長(
本部仁俊君)
予算審査特別委員会におけます審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
ただいま議題となっております議案第五五号平成三十年度延岡市
一般会計補正予算外五件の
補正予算につきましては、議長を除く全議員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託されたのであります。
本委員会といたしましては、十二月七日に委員会を開き、市長を初め、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第五五号平成三十年度延岡市
一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ二十四億千八十万七千円を追加し、
予算総額を五百九十五億七百六十五万四千円とするものであります。
主な内容といたしましては、国の交付金を活用した
市内小中学校の
普通教室等への空調機の設置や、
保育所等における安全・安心な
保育環境を確保するための
備品購入等への助成、
県指定防災重点ため池の
補強工事に係る
基本調査等や、北川町の
曽立谷川の
浸水被害防止対策を進めるための
調査分析に係る経費の計上などであります。
また、
岡富古川土地区画整理事業の国費の県内調整に伴う事業費の増額、
西階公園への新たな駐車場の整備や
市民体育館の柔道畳を計画的に更新する経費の計上、その他実績に伴う扶助費の増額、台風二十四号等による
災害復旧費の追加、人件費の調整なども計上されております。
審査において、まず委員より、
小中学校空調設備整備事業に関して「一
教室当たりの
設置費用が高額であると感じるが、どのような積算となっているのか」との質疑がなされ、当局より「
予算不足とならないようさまざまな要因を加味しており、例えば、教室の人数によって
エアコンの容量が変わってくるが、各学校で異なるため多く見込んでいるほか、全国的に設置の競合が予想されることから、
エアコンの本体価格が高どまりすることも若干見込んでいる。また、熱源については、電気、ガスを比較検討することになるが、ガスの場合は
初期導入費用が若干高目になるので、そのようなことも含め、十分な予算を計上しているところである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
設置工事については、できるだけ地元業者に発注するとのことだが、学校単位での
分割発注など、どのような
発注方法を考えているのか」との質疑がなされ、市長より「来年度中、さらには、間に合うものは可能な限り、夏までに設置するという方針のもと、
分割発注や
一括発注、あるいは、
分割発注しても大きなくくりの場合など、全体の
スケジュールと兼ね合わせて考える必要がある。また、入札に参加する業者の範囲等についても、
発注方法に応じて考える要素もあるかもしれないので、詳細を取り急ぎ検討し、固めなければならないと考えている」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「設置後は、全体で年間約一億円の電気料金の増額を見込んでいるが、この分については国の
財政措置があるのか、それとも市の
一般財源で対応するのか」との質疑がなされ、市長より「
運営経費については国の補助の対象外であり、今回の
文部科学省の交付金も、設置に係る経費が対象となっている。しかしながら、現在、国において
運営経費を
地方交付税で措置する観点での検討が行われているので、しっかり加算されるよう、引き続き国に働きかけていきたい」との答弁があったのであります。
さらに、別の委員より「来年度中の設置となると、実質一年四カ月ほどの期間において、授業中の騒音等を考慮すると、夏季、冬季の休業中に
設置工事を行うことになると思うが、どのような見込みを立てているのか」との質疑がなされ、当局より「
設置工事については、長期休業中に行うのが望ましいが、その場合、工期がそれほど長くとれないということもあるので、一時的に
クラスごと特別教室などに移動してもらい、その間に教室の改修を行う方法も考えたい」との答弁があったのであります。
次に、委員より、
臨時河川等整備事業に関して「北川町
曽立地区における事業の計画は、どの程度進んでいるのか」との質疑がなされ、当局より「一昨年の
台風災害後に、県の
技術的支援を受け、まず、工法の比較検討を行った結果、堤防のかさ上げを行うことを決定しており、現在のところ、その構造及び
概算事業費を把握している状況である」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
事業完了のめどをどのように見込んでいるのか」との質疑がなされ、当局より「今後は、
河川管理者である本市が、県の
技術的支援を受けながら事業を進めていくが、今回の
補正予算による
委託業務により、堤防かさ上げに伴う道路つけかえ案などの検討を行った後、
地域住民などの意見も伺いながら詳細設計を行いたい。また、その後、具体的な
事業着手となるが、本事業は、用地買収や家屋補償などを伴うことから、
事業完了時期については明言できないが、
スピード感を持って臨んでいきたい」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
地元住民に説明するためにも、ある程度のめどを示してほしいが、市長はどのように考えるか」との質疑がなされ、市長より「今回の
業務委託により、事業の全体像や工法を固めていくことになるが、それについては、年度内にはある程度仕上げることを考えており、
スケジュールについてもある程度明らかにしたい」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「年度内に、
地域住民に対して何らかの説明を行うことが可能なのか」との質疑がなされ、市長より「基本的には、今回の
業務委託に関する部分については、年度内に一定の成果を出し、できるだけ早く
地域住民などに説明できるようにしたい」との答弁があったのであります。
次に、委員より、
保育所等事故防止推進事業に関して「対象となる
私立保育所や
幼保連携型認定こども園などの全ての園に助成を行うのか」との質疑がなされ、当局より「対象となる四十九園に要望の有無を調査し、そのうち要望のあった二十一園に対して助成を行うものである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「今回は要望しなかったが、次に要望した場合には、本事業のような国の
補助制度を活用できるのか」との質疑がなされ、当局より「
助成対象となる全園に
要望調査を行っているので、今回、要望がなかった園については、
整備済み、または園において現在の体制で十分であると認識しているものと考えている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第五六号平成三十年度延岡市
国民健康保険特別会計補正予算から議案第六〇号平成三十年度延岡市
下水道事業会計補正予算までの五件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
予算審査特別委員会におけます審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第五五号平成三十年度延岡市
一般会計補正予算から、議案第六〇号平成三十年度延岡市
下水道事業会計補正予算までの六件を一括採決いたします。
本六件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本六件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本六件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第二 1議案第六一号 延岡市
一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定
2議案第六二号 延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定
3議案第六三号 延岡市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定
4議案第六四号 延岡市
生活改善センター条例を廃止する条例の制定
5議案第七一号
早日渡辺地に係る
総合整備計画の変更
6議案第七二号
下鹿川辺地に係る
総合整備計画の変更
7議案第七三号 財産の取得(高
規格救急自動車)
8議案第七八号
指定管理者の指定(延岡市
南方東コミュニティセンター)
9議案第七九号
指定管理者の指定(延岡市
北方中部地区集落センター)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第二 議案第六一号延岡市
一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定外八件を
一括議題といたします。
総務財政委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔
総務財政委員会委員長(太田 龍君)登壇〕
○
総務財政委員会委員長(太田 龍君)
総務財政委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第六一号延岡市
一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定外八件であります。
本委員会といたしましては、十二月十日に
現地調査を行った後、委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六一号は、延岡市
一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
人事院勧告等に基づく、国、県の
給与改定に準じて、給料表を平均〇・二%
引き上げ改定するとともに、
期末勤勉手当の
支給月数について〇・〇五月引き上げ、職員が年間四・四五月に、再
任用職員が年間二・三五月に改定するほか、
宿日直手当について、勤務一回に係る支給額の限度を二百円引き上げ、四千四百円とするものであります。
次に、議案第六二号は、延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、議会の議員、市長、副市長及び教育長の
期末手当の
支給月数について、国の
特別職職員の
改定内容に準じて〇・〇五月引き上げ、年間三・三五月に改定するものであります。
次に、議案第六三号は、延岡市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、
人事院勧告等に基づく、国、県の
給与改定に準じて、
特定任期付職員に関し、給料表を一律に千円の
引き上げ改定を行うとともに、
期末手当の
支給月数について、〇・〇五月引き上げ、年間三・三五月に改定するものであります。
本三件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、審査において、委員より「
給与引き上げに至る経緯と
ラスパイレス指数への影響」についての質疑がなされ、当局より「経緯としては、
人事院勧告を受けた国からの
技術的助言や、県内他市の状況等も踏まえての判断であり、
ラスパイレス指数の
比較対象である国の職員も同様に
引き上げ改定されることから、同指数への影響は軽微であると考える」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本三件につきましては、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六四号は、延岡市
生活改善センター条例を廃止する条例の制定であります。
本案は、旧北方町において、
地域住民の
生活改善、知識の向上及び共同意識の高揚に資するために設置された
生活改善センターについて、設置当初の目的が既に達成されていることや、近年、広域での活動や事業に利用されていないなど、市が公の施設として維持管理していく必要性が低いことから、本年度末をもって公の施設としての用途を廃止するため、条例を廃止するものであります。
審査において、まず委員より「
センターの耐震化はされているのか」との質疑がなされ、当局より「
センターは旧
耐震基準により建設されており、現在の
耐震基準は満たしていない」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
センターを将来、仮に地元に譲渡する場合には、耐震化を行ってからとなるのか」との質疑がなされ、当局より「今後、地元との協議により譲渡などを行う際には、
耐震診断を行い、耐震化が必要な場合は、地元が
事業主体となり、活用できる
市補助金の活用も含めて検討の上、対応していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案七一号及び議案七二号は、いずれも辺地に係る
総合整備計画の変更であります。
本二件は、平成二十七年三月に策定した
早日渡辺地及び
下鹿川辺地に係る
辺地総合整備計画において、
辺地対策事業債を活用し、
公共的施設を総合的に整備するに当たり、事業の追加や
事業期間の延長、事業費の増額が必要となったため、
当該総合整備計画を変更するものであります。
本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査を行い、採決の結果、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七三号は、財産の取得であります。
本案は、(仮称)
消防署延岡南分署の新設に伴い、新たに最新の
高度救命処置用資機材を搭載した高
規格救急自動車一台を取得するものであります。
審査において、委員より「今回の購入に伴い、廃車する車両はあるのか」との質疑がなされ、当局より「今回の購入に伴い、現在、配備されている高
規格救急自動車は廃車せずに、市全体で一台増の六台となるが、
土々呂出張所と
南延岡出張所の統合により、
消防ポンプ自動車は一台廃車するため、消防車両全体の台数は変わらないものである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七八号は、
指定管理者の指定であります。
本案は、
地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、公の施設について、施設の管理を行わせる
指定管理者を指定するもので、延岡市
南方東コミュニティセンターの
指定管理者に、延岡市
南方東コミュニティセンター管理運営委員会を指定するものであります。
審査において、委員より「審査の採点結果を受けて、運営について具体的な改善点はあるのか」との質疑がなされ、当局より「しめ縄づくりなど、定期的に実施されている自主事業も既にあるが、それ以外の自主事業が提案されていないことから、地域活性化の観点において、今後、さまざまな自主事業を開催すべきであるといった点になる」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七九号は、
指定管理者の指定であります。
本案は、
地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、公の施設について、施設の管理を行わせる
指定管理者を指定するもので、延岡市
北方中部地区集落センターの
指定管理者に、川水流区を指定するものであります。
審査において、委員より「指定管理の期間が三年となっている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づく財産処分の制限期間が、残り三年となっており、期間終了後は地元への譲渡も含めた活用を検討するためである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
総務財政委員会における、審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六一号延岡市
一般職職員給与条例の一部を改正する条例の制定から、議案第六四号延岡市
生活改善センター条例を廃止する条例の制定までの四件、議案第七一号
早日渡辺地に係る
総合整備計画の変更から、議案第七三号財産の取得までの三件、議案第七八号
指定管理者の指定、議案第七九号
指定管理者の指定の計九件を一括採決いたします。
本九件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本九件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本九件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第三 1議案第六五号 延岡市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定
2議案第七四号 和解及び
損害賠償の額の決定
3議案第八〇号
指定管理者の指定(
延岡市営住宅、延岡市
特定公共賃貸住
宅、延岡市
ニュータウン北方住宅及び延岡市若者
定住促進住宅)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第三 議案第六五号延岡市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定外二件を
一括議題といたします。
都市建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔都市建設委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕
○都市建設委員会委員長(早瀨賢一君) 都市建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第六五号延岡市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定外二件であります。
本委員会といたしましては、十二月十日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六五号は、延岡市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、土地の地価変動等を考慮した国及び県の道路占用料等の改正を受け、本市の道路占用料の見直しや、占用面積等の端数処理方法の精緻化を行うなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、委員より「本改正の施行期日は、国が平成二十九年四月一日、県が平成三十年四月一日、市が平成三十一年四月一日となっているが、国や県に合わせることはできないのか」との質疑がなされ、当局より「国、県の改正に従って、市が条例を改正するという流れとなっており、県内他市でも宮崎市、都城市、日南市、日向市などが、本市同様、施行日を来年四月一日としている。これは各市の施行日を合わせることによって、施行日のばらつきによる業者の混乱を防ぐという意味が含まれているためである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七四号は、和解及び
損害賠償の額の決定であります。
本案は、平成二十九年五月十一日に発生した、市道惣領堤防線の管理瑕疵に伴う原動機付自転車の転倒事故に関し、
損害賠償額を定め、相手方との和解を成立させるものであります。
審査において、まず委員より「今回、市道上に生じていた陥没箇所については、パトロール等で把握していなかったのか」との質疑がなされ、当局より「市道の総延長は約千五百キロメートルあり、パトロールによって全ての瑕疵は見つけられない状況にあるため、市民からの通報や、区長や議員などからの指摘等により、常に対処しているところであるが、本件の事故発生箇所については把握できていなかったものである」との答弁があったのであります。
次に、委員より「道路の瑕疵による事故等を減らすために、市民がSNSやメールで写真を撮って、すぐに通報できるシステムの導入は検討できないか」との質疑がなされ、当局より「先進的な自治体の取り組みも踏まえて、きめ細かいパトロールの方法、SNS等を活用した市民からの通報システムの導入などを、今後検討していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第八〇号は
指定管理者の指定であります。
本案は、
延岡市営住宅、延岡市
特定公共賃貸住宅、延岡市
ニュータウン北方住宅及び延岡市若者
定住促進住宅の
指定管理者に、延岡日向宅建協同組合を指定するものであります。
審査において、委員より「指定管理料の金額はどのように見込んでいるか」との質疑がなされ、当局より「平成三十一年度以降の指定管理料については、契約時に決定するため、まだ決定していないが、
指定管理者の募集に当たって、市が算定した基準額五千四百七十七万六千円に対し、候補者の提案額は五千四百十五万三千円となっている」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
指定管理者制度を導入したことにより、どの程度の経費が削減されたのか」との質疑がなされ、当局より「平成二十二年度から
指定管理者制度を導入しているが、平成二十一年度と比較した結果、約千万円の経費削減となっている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、都市建設委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六五号延岡市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定、議案第七四号和解及び
損害賠償の額の決定、議案第八〇号
指定管理者の指定の三件を一括採決いたします。
本三件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本三件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本三件は原案のとおり可決されました。
◎日程第四 1議案第七五号 新たに生じた土地の確認
2議案第七六号 町の区域の変更
3議案第八一号
指定管理者の指定(延岡市
東海コミュニティセンター)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第四 議案第七五号新たに生じた土地の確認外二件を
一括議題といたします。
経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔経済環境委員会委員長(小野正二君)登壇〕
○経済環境委員会委員長(小野正二君) 経済環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております、議案第七五号新たに生じた土地の確認外二件であります。
本委員会といたしましては、十二月十一日に現地視察を行った後、委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第七五号は、新たに生じた土地の確認であります。
本案は、島浦町の島野浦漁港内の公有水面埋立地について、
地方自治法第九条の五第一項の規定に基づき、本市の区域内に新たに土地を生じたことを確認するものであります。
次に、議案第七六号は、町の区域の変更であります。
本案は、島浦町の島野浦漁港内の公有水面埋立地、三千四百六十・八七平方メートルを島浦町に編入するものであります。
本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、委員より「この公有水面の埋め立てについては、以前から住民の要望があったのか」との質疑がなされ、当局より「埋め立ては、船を停泊させる際に狭いといった地元からの要望に基づき、県が計画を策定し、整備したものである。これにより岸壁を拡幅したことによって、利便性が高まり、漁港の機能向上が図られたところである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本二件につきましては、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第八一号は、
指定管理者の指定であります。
本案は、延岡市
東海コミュニティセンターの
指定管理者に、延岡市
東海コミュニティセンター管理運営協議会を指定するものであります。
審査において、まず委員より「指定管理料はどのようになっているのか」との質疑がなされ、当局より「平成二十九年度の決算額は二百三十万円となっており、平成三十年度は二百四十二万円の予算を計上しているところである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「指定管理料が増額となった理由は何か」との質疑がなされ、当局より「管理人の人件費に係る最低賃金の増加が主な理由である」との答弁があったのであります。
次に、委員より「
指定管理者候補者の選定において、非公募とした理由は何か」との質疑がなされ、当局より「当該コミュニティ
センターは、地域密着型の施設であり、地域の要望や意見が、より運営に反映されることが重要と考えるためである」との答弁があったのであります。
さらに、委員より「
指定管理者の選定は公募が原則だが、今後も非公募で行うのか」との質疑がなされ、当局より「本市には、当該コミュニティ
センター以外にも地域密着型の施設があるため、今後は、それらを含めた全体的な選定のあり方について検討していく必要があると考えている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、経済環境委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第七五号新たに生じた土地の確認、議案第七六号町の区域の変更、議案第八一号
指定管理者の指定の三件を一括採決いたします。
本三件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本三件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本三件は原案のとおり可決されました。
◎日程第五 1議案第六六号 延岡市
高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定
2議案第六七号 延岡市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の利用
者負担額を定める条例の一部を改正する条例の制定
3議案第六八号 延岡市
子育て支援総合拠点施設条例の制定
4議案第六九号 延岡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定
5議案第七〇号 延岡市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定
6議案第七七号
工事請負契約の締結(「(仮称)子どもの城」
建築主体工事)
7議案第八二号
指定管理者の指定(延岡市
恒富地区高齢者コミュニティセンター)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第五 議案第六六号延岡市
高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定外六件を
一括議題といたします。
福祉教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
〔福祉教育委員会委員長(稲田雅之君)登壇〕
○福祉教育委員会委員長(稲田雅之君) 福祉教育委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
今期定例会におきまして、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第六六号延岡市
高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定外六件であります。
本委員会といたしましては、十二月十一日に委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより、審査の経過を御報告申し上げます。
初めに、議案第六六号は、延岡市
高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、延岡市
恒富地区高齢者コミュニティセンターにおきまして、利用料金制を採用するとともに、開館時間及び休館日を変更するなど、所要の改正を行うものであります。
審査におきまして、まず委員より「今回、利用料金制を採用する理由は何か」との質疑がなされ、当局より「これまでは、利用者及び使用料が大きく増減していたが、ここ数年は、ほぼ一定の利用者及び使用料になっているため、今回、利用料金制を採用したところである」との答弁があったのであります。
また、委員より「
指定管理者に対し、今後は利用料金分の指定管理料が減額されるという方針を示さないと、トラブルになる可能性が考えられるが、どのように説明するのか」との質疑がなされ、当局より「公募する段階で、条例が改正された場合には利用料金制が採用されることを明記しており、内容を理解した上で応募していると認識しているところである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六七号は、延岡市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、子ども・子育て支援法施行規則の一部改正に伴い、本年九月以後における
保育所等の
利用者負担額の算定に当たり、その算定の対象となる者が指定都市に住所を有する場合と、指定都市以外の市町村に住所を有する場合で、利用者負担上限額が異なることのないよう、所要の改正を行うものであります。
本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六八号は、延岡市
子育て支援総合拠点施設条例の制定であります。
本案は、安心して子供を産み育てることのできる環境を整備し、さらなる子育て支援の充実を図ることを目的として設置されます延岡市子育て支援総合拠点施設に関し、必要な事項を規定するため、新たに条例を定めるものであります。
審査において、まず委員より「病後児保育事業及び一時預かり事業の最大収容人数は何人か」との質疑がなされ、当局より「病後児保育事業につきましては、部屋が四室のため、基本は四人を考えている。また、一時預かり事業は十名程度を見込んでいるところである」との答弁があったのであります。
また、委員より「休業日について、病後児保育事業は日曜日、一時預かり事業及びその他の事業は木曜日としている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「他市の事例を参考にしているが、病後児保育については、日曜日はほとんどの場合、保護者が在宅しているからである。また、一時預かりについては、施設の休館日が木曜日のため、それに合わせて設定している。なお、病後児保育事業については、休館日の木曜日も実施することとしている」との答弁があったのであります。
次に、委員より「日曜日も働いている方がいるので、休業日に職員が一斉に休むのではなく、人員を多くすることで、施設を継続的に開館できないのか」との質疑がなされ、当局より「人員の増員については指定管理料にも関連してくるため、適正な指定管理料の中で、雇用できる人数等を考えていきたい」との答弁があったのであります。
なお、本案の審査に当たりましては、以上のような
質疑応答を踏まえ、さらに論点を整理しながら、議員間討議を実施したところであります。
討議におきましては、各委員より病後児保育事業や施設の休業日のあり方に関する意見の議論が交わされたところであります。
その結果、委員会といたしましては「職員数を多くして、毎日対応できるようにすることが理想ではあるが、人材確保及び人件費の問題や職員の負担増につながることが予想されるため、まずは、現行の休業日で開館した上で、ほかの子育て支援事業との連携などの状況を注視しながら、子育て支援総合拠点施設としての機能を最大限発揮することを望むものである」との意見で一致したところであります。
以上のような
質疑応答並びに議員間討議を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第六九号は、延岡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、本市における
災害弔慰金について、政令で定める災害により死亡した場合に加え、これ以外の災害で死亡した場合についても
災害弔慰金を支給することにより、一層の市民の福祉及び生活の安定に資するよう、所要の改正を行うものであります。
審査において、委員より「
災害弔慰金の申請に関して、市民へどのような周知を行っているのか」との質疑がなされ、当局より「市の広報紙等では、毎年六月ごろに災害の未然防止についての周知を図っているため、その中で行いたいと考えている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七〇号は、延岡市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定であります。
本案は、民間事業者等の能力やノウハウを幅広く活用し、市民サービスの向上及び経費削減を図ることを目的として、
西階公園遊泳場及び浜川公園遊泳場の管理に
指定管理者制度を導入するほか、条文の文言の整理を行うため、所要の改正を行うものであります。
審査において、まず委員より「監視員の確保が年々困難になっている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「平成二十四年に警察庁から通知があり、プール監視業務を外部委託して実施している場合に限り、受託者は警備業法の規制のもとで業務を実施しなければならなくなった。同法の規定では、十八歳未満の者は警備員になることができず、アルバイトの学生等の採用ができないことから、監視員を募集しても、夏休み期間のみの短期的な業務ではなかなか集まらないためである」との答弁があったのであります。
また、委員より「
指定管理者制度を導入することにより、どのようなメリットがあるのか」との質疑がなされ、当局より「
指定管理者がプールの監視を行う場合、警備業の認定が不要であり、十八歳未満の者も監視員になることができるなど、人員確保上の課題が解決される。また、これまで、清掃業務、監視業務等をそれぞれ別の業者に委託しているが、全て
指定管理者が行うことになるため、経費の削減が見込まれるところである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第七七号は、
工事請負契約の締結であります。
本案は、安心して子供を産み育てることのできる環境を整備し、さらなる子育て支援の充実を図ることを目的として、新たに鉄筋コンクリート造二階建て、延床面積千五百三十八・七一平方メートルの延岡市子育て支援総合拠点施設を建設するに当たり、条件付一般競争入札による特定建設工事共同企業体五者の入札の結果、村上・髙見・大同特定建設工事共同企業体と四億五千百九十八万円で契約を締結するものであります。
審査において、委員より「トイレの配置について、子供用トイレが入り口から一番奥になっている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「子供用トイレの横に設置しているオムツ交換室と連動した利用を考えているためである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第八二号は、
指定管理者の指定であります。
本案は、延岡市
恒富地区高齢者コミュニティセンターの
指定管理者に、社会福祉法人延岡市社会福祉協議会を指定するものであります。
審査において、委員より「審査基準のうち、利用者に必要なサービスの提供に関する項目が減点されている理由はなにか」との質疑がなされ、当局より「施設の管理運営について、利用者からの要望などを聴取する方法等について、若干の工夫が必要と考えたためである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、福祉教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより
一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、議案第六六号延岡市
高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定から、議案第七〇号延岡市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定までの五件、議案第七七号
工事請負契約の締結、議案第八二号
指定管理者の指定の計七件を一括採決いたします。
本七件に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本七件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本七件は原案のとおり可決されました。
◎日程第六 報告第二〇号
専決処分の報告(
物損事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第六 報告第二〇号
専決処分の報告を行います。
市長の報告を求めます。
〔市長(読谷山洋司君)登壇〕
○市長(読谷山洋司君)
専決処分につきまして、御報告を申し上げます。
報告第二〇号は、市の管理施設における事故に関し、
地方自治法第百八十条第一項の規定により、和解及び
損害賠償の額を決定する
専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを報告するものでございます。
本件は、本年九月三十日、本市が管理している出北第五街区公園のトイレ屋根材を固定していた板材とくぎが腐食していたため、台風二十四号の強風で屋根材が飛散し、これにより、当該公園南側に位置する相手方所有の家屋の雨どいが損傷したものでございます。
事故の発生を受けまして、腐食が確認された板材を撤去し、屋根全面に飛散防止用のネットを設置するとともに、同様の屋根材を有するトイレなどの公園施設の緊急点検を行い、不良箇所について必要な補修を行うなど、今後の再発防止に向けた、施設管理などの強化を指示したところでございます。
以上で、
専決処分の報告を終わります。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) ただいまの報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
以上で、報告を終わります。
◎日程第七 意見書第一〇号
幼児教育・保育の無償化及び
負担軽減に関する意見書(案)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第七 意見書第一〇号
幼児教育・保育の無償化及び
負担軽減に関する意見書(案)を議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
〔議会運営委員会委員長(白石良盛君)登壇〕
○議会運営委員会委員長(白石良盛君) ただいま議題となっております意見書第一〇号
幼児教育・保育の無償化及び
負担軽減に関する意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
少子高齢化や人口減少が急速に進行する中、安心して子供を産み育てる環境整備は重要な課題となっており、現在、国においては、
幼児教育・保育の無償化に関する議論が進められております。
特に、無償化と
負担軽減につきましては、地方が重要な役割を担う施策が含まれており、国と地方の役割分担やあり方について、地方との十分な協議を経ながら、充実した制度の早期確立とともに、国の責任における必要な財源確保が求められます。
そのため、国に対し、地方の意見を十分に踏まえた制度の検討、また所要の財源確保について、強く要望するものであります。
以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、意見書第一〇号
幼児教育・保育の無償化及び
負担軽減に関する意見書(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり決定いたしました。
◎日程第八 意見書第一一号 実効性のある
介護従事者の確保策を求める意見書(案)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第八 意見書第一一号実効性のある
介護従事者の確保策を求める意見書(案)を議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
〔福祉教育委員会委員長(稲田雅之君)登壇〕
○福祉教育委員会委員長(稲田雅之君) ただいま議題となっております意見書第一一号実効性のある
介護従事者の確保策を求める意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本意見書案は、
今期定例会において、本委員会に付託されました意見書の提出を求める陳情により、提出するものであります。
委員会といたしましては、十二月十一日及び十二日に委員会を開き、審査いたしました結果、陳情を採択すべきものと決定し、意見書案を提出することに決定いたしました。
本案は、
介護従事者の慢性的な担い手不足により、地域の介護需要に応え切れない状況が生じているほか、二〇二五年度には、本市を含む全ての都道府県で、職員の需要数が供給数を上回ることが見込まれていることから、
介護従事者に対するさらなる処遇改善を図り、介護の担い手確保に関して、一刻も早く実効性のある方策を講じるとともに、その際には、保険料や地方負担に及ぼす影響について十分配慮することを、国に対し強く要望するものであります。
以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、意見書第一一号実効性のある
介護従事者の確保策を求める意見書(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり決定いたしました。
◎日程第九 決議第三号 「二〇二六年 二巡
目宮崎国体」に向けた
スポーツ施設の分
散配置に関する決議(案)
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第九 「二〇二六年 二巡
目宮崎国体」に向けた
スポーツ施設の
分散配置に関する決議(案)を議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
〔議会運営委員会委員長(白石良盛君)登壇〕
○議会運営委員会委員長(白石良盛君) ただいま議案となっております決議第三号については、案分を朗読することによって、提案理由の説明にかえさせていただきます。
決議第三号「二〇二六年 二巡
目宮崎国体」に向けた
スポーツ施設の
分散配置に関する決議(案)
二〇二六年に開催が予定される宮崎国体については、大会開催を通じて人材や施設等のレガシーが形成され、宮崎県全体のスポーツキャンプ、合宿拠点としての魅力がより一層高まることによる、スポーツランドみやざきのさらなる展開が期待されるところである。
二巡目国体に向けた施設整備においては、宮崎県が平成二十九年九月に宮崎市にプール、都城市に陸上競技場、延岡市に体育館を整備するという
分散配置の方針を表明されたことは、こうした県民の期待に応え、今後の全県的な地域活性化に資するものとして、大いに評価されるものであると考える。
特に、アスリートタウンのべおかをまちづくりの大きな柱の一つとして掲げ、各種スポーツイベントの開催や合宿誘致を積極的に推進している本市にとっても、今回の
分散配置計画の方針は、延岡市当局と議会も画期的な方針として大変ありがたく受けとめ、今後のアスリートタウンのべおかの推進に大きな弾みとなるものと熱い期待を寄せている。
さらに、高速道路が開通し、人口減少に歯どめをかけるべく、地方創生の取り組みを進めている県北地域にとっては、県体育館の整備により文化イベント等、多彩な行事の開催が可能となり、交流人口の拡大につながることや、大規模災害時には後方支援拠点としての機能を果たすことも期待されるなど、広く県北地域の地域振興、安全・安心な県民生活の確保にもつながる計画として、波及的な効果にも期待が高まっているところである。
現在、
分散配置計画への正しい理解が進んでいないことや、一部に本方針に対する不安の声もあるが、こうした不安を払拭するためにも、県当局並びに延岡市、都城市、宮崎市はしっかりと連携をし、国体開催と開催後の活用について明確なビジョンを示しつつ、県が示した方針に基づき、一日も早い計画の実現を図ることが肝要であると考える。
よって、本市議会は、スポーツランドみやざきの全県的な展開に寄与する施設整備の実現、県全体の一体的な発展に向け、平成二十九年九月に示された二巡目国体に向けた
スポーツ施設の整備方針に沿って、宮崎県下一体となって計画実現のための着実な取り組みが進められるよう強く求める。
以上、決議する。
平成三十年十二月十四日
延岡市議会
以上でありますが、よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
(降壇)
○議長(
佐藤裕臣君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより、決議第三号「二〇二六年 二巡
目宮崎国体」に向けた
スポーツ施設の
分散配置に関する決議(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり決定いたしました。
◎日程第十 陳情の処理
○議長(
佐藤裕臣君) 日程第十 陳情の処理を行います。
初めに、福祉教育委員会に付託されておりました陳情第九号
介護従事者を確保するために実効性のある対策を講じることを求める意見書提出に関する陳情につきましては、先ほど、同一趣旨の意見書(案)が可決されましたので、本陳情につきましては、採択されたものと決定いたします。
お諮りいたします。
総務財政委員会に付託されておりました陳情第一〇号本格的体系的延岡市史編さんに伴う市史編さん局の設置についてにつきましては、お手元の委員会審査の報告書のとおり、陳情者から取り下げの申し出があっております。
本陳情につきましては、これを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情につきましては、取り下げを承認することに決定いたしました。
お諮りいたします。
各常任委員会の委員長から特定の所管事務調査のため、お手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は、承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣につきましては、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定したいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐藤裕臣君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、
今期定例会における付議事件は全て議了いたしました。
これをもって、第二十回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十一時二分 閉会...